収録曲「I Really Want to Stay at Your House」についての投稿
サイパンを生き返らせた曲
ゲーム「Cyberpunk 2077」の作品世界の中で、街や車でのラジオで流れている曲。ゲームの発売当初はあまりフューチャーされず。
発売から2年後、同作品のスピンオフアニメ「エッジランナーズ」でメインテーマに起用されるとSpotifyのバイラルチャートで全世界1位を獲得。
アニメが自体が良かったのもあるが、ストーリーの切ない部分にマッチしすぎているこの曲がバズったのもあり、ゲームの方もプレイヤーの数を発売以来最高値まで伸ばす結果になった。アルバム「Begin Again - Music From And Inspired By The Original Motion Picture」についての投稿
ジョン・カーニーの映画「はじまりのうた」のサントラ。どの曲もエピソードや意図がはっきりしていて聴いていて面白い(わざと売れ線で作ったクソ曲設定の6曲目とか)。
普通にアダム・レヴィーンが歌ってるのも何かずるいし、キーラ・ナイトレイの歌声もクセになるのでアルバムとして好きでたまに聴く。
"Tell me if you wanna go home"は2バージョン収録されていて、15曲目の方は劇中で演奏されたバージョン。
サブ主人公(ハルクの役者)の娘が勇気を出して初めて人前で弾いたギターソロが、設定だけどグッとくる。収録曲「Caravan」についての投稿
曲自体は有名なジャズスタンダードだが、映画「セッション」の最後のシーンでこの曲が演奏される。
曲が終わったと思ったら主人公(交通事故に遭った足で会場に到着)が暴走して5分ぐらいのソロをねじ込む。それを全部収録したのがこれ。
ストーリーありきだが、それまで鬱屈していた主人公のパッションと、鬱屈させていた側の指揮者(JKシモンズ)の複雑な表情が浮かんできて良い。
ちなみに映画自体は全然好きじゃない。ただこのシーンのこの曲だけ3年に1回ぐらい聴きたくなる。収録曲「Nuttville」についての投稿
ドラムの神様は比喩じゃない
どうやってそのフィルを叩いているのか、どうやってリズムチェンジをしているのか分からない。そういう場面が100箇所ぐらいある。たぶんこれからもずっと分からない。
収録曲「Our Younger Noise」についての投稿
これが「エモい」というやつか…
バンドの代表曲。ドリームポップとかグランジとか、ジャンルはよく分からないけど何故か懐かしさに包まれる。
「昔、好きな子と公園で踊ったり寝転んだり、あの時は子供みたいにはしゃいでたなぁ」みたいな架空の記憶が思い出される。多分MVのせい。
来日した時に見に行ったけど、メンバーの人たちが怖いぐらい優しかった。アルバム「ROLLIN'045」についての投稿
神奈川の誇り
当時の(少なくとも神奈川の)ヒップホップキッズは、このアルバムを持っていなかったり5曲目のAREA AREAを口ずさめないだけで村八分にされていた。
逆にオジロを崇拝していると自然に友達が増えたり、B系の服がちょっと安く買えるという謎のシステムまであった。
「花火大会でMACCHOと喋った」という話をした同級生が英雄扱いされたが、その日オジロはイベントで地方に居たことが発覚し、怖い先輩に罰金を払うことになった。なぜ罰金?アルバム「トウカイXテイオー」についての投稿
親愛なる名古屋の怖い人
名古屋弁丸出し、ガラの悪さを隠しもせずに名作を沢山作ってくれたトコナの代表作。怖かっこいい。
最初聴いた時は「何これ…?」って感じだったが、聴いてるうちにメロディアスなフローと意外と繊細なライムが散りばめられていることに気付いて沢山聴いた。
亡くなった際、畏怖の念から墓参りに行こうと思い立ち、茅ヶ崎(神奈川)から常滑(愛知)まで自転車で向かったが、沼津の辺りで体も心もチャリも壊れて保護された15の夜。収録曲「F it Up - Live Sesh」についての投稿
映像でも観て
ルイス・コールの楽曲はエレクトロ系の打ち込みが多いように見えるが、ほとんど生演奏でドラムを本人が叩くことが多い。
この曲は家でセッション形式で収録したもので、ふざけまくりながらも圧巻の演奏が見れるのでYouTubeでも観てほしい
https://www.youtube.com/watch?v=IxEIQQkhyeI収録曲「Special」についての投稿
一人ひとりがSpecial
Lizzoが掲げているセルフラブを、力強くも優しいトラックに乗せてストレートに伝えた作品。
多様性・自己肯定について、あえて対立的なイシューが掲げられがちな昨今で、改めて音楽の熱を通じたメッセージの重要さを感じた。
フジロック'23の大トリでLizzoが出ているのが羨ましく、せめてと思ってこの曲を同じ時間帯に聴くほどに刺さった一曲。
その翌日、Lizzoはパフォーマーへのハラスメント(しかも外見に対する批判といった、多様性やセルフラブとは真逆の蛮行)で告発された。収録曲「心を込めて花束を」についての投稿
サザンには珍しい、ド直球の両親感謝バラード。
'00に地元凱旋ライブがあり、市民招待枠に当選して母と見に行った。そのアンコール最後に演奏。
ライブ後の家路で「最後の曲、すごい感動した。いつもありがとう」と母に伝えると汗を拭くふりをして涙しているのが見えた。
そのことをずっと大切な思い出として覚えていて、自分の結婚式の一番いいタイミングで流した。
母は1ミリも覚えてやしなかった。子育て中の記憶が何も無いらしい。アルバム「胎動」についての投稿
日本のヒップホップの最高傑作
日本語で丁寧に韻を踏むかっこよさが詰まりまくっていて、トラックの繊細さも含めて98年の国内作品とは思えない。超文明の作品みたい。
ネットラジオ(URL指定してWMPで聴く時代)でヒップホップのMIXをしてくれている人がいて、ある日このアルバムの全曲MIXをしていた。
でも特にセットリストを公開しているわけではないので曲名もアーティスト名も分からず、数ヶ月後に詳しい人に聞いて回ったけど全然分からなかった。
結局、まさかのYahoo!知恵袋で答えに辿り着いた。収録曲「Lose Yourself」についての投稿
ヒップホップを好きになった当初は、日本のものだけを聴いていた。
中学2年のときに映画『8 Mile』が公開され、EMINEMのことをほとんど知らないまま劇場へ足を運んだ。作中で流れるモブディープやRZA、プレミアの楽曲と並びクライマックスで流れたこの曲は、自分のその後の音楽嗜好を決定づけるほどの衝撃だった。
その日からUSヒップホップを本格的に聴き漁り、同時に全力の反抗期に突入。母親は20年経った今でもその原因がEMINEMにあるとして嫌っている。DVDの特典についていた、作中でEMINEMが被っていたのと同じニット帽をかぶって登校し、授業中も片耳イヤホンでこの曲を聴き続け、他の音楽を見下しては悦に浸る生活を送った。
スーパーボウル’22のハーフタイムショーは、ヒップホップクラシックを中心に構成され、「人気はあるが国民的なジャンルとしては認められない」とされてきたヒップホップの歴史を証明する重要なショーだった。その中でこの曲が流れた瞬間、当時の熱量と痛々しさが一気に蘇り、泣いた。
ちなみにあのニット帽は、買って3日で駅前のヤンキーに奪われた。収録曲「Welcome to the Black Parade」についての投稿
収録アルバム『The Black Parade』全体が一つのストーリーになっており、この曲はその核心と言える。死を目前にした「患者」が、自身の過去と向き合いながら絶望と葛藤を繰り返し、最終的に「ブラック・パレード」という死と希望の両方を持ち合わせたイメージの中で解放される。
ピアノの静かなイントロから始まって、エネルギーを爆発させるようなクライマックスへと突き進む構成が感動的。受験期の鬱々とした毎日を過ごす中で、この曲に何度も励まされた。
受験本番を控えたある日、プレッシャーを振り払おうと思い立ち、自室でこの曲をイヤホンで爆音で流してノリノリでドラムパッドを叩いていた。ふと背中に何かが当たる感触がした。振り向くと、ニヤニヤしながら豆を投げてくる家族たちの姿がそこにあった。
#節分 #恥ずかしかった #ノックしたけど反応が無かったからって言ってた収録曲「Don't Look Back in Anger」についての投稿
初めてコピーした曲
高校の軽音学部で、最初の課題として全員でコピーした曲。
ラスサビ入りのフィルが未経験者には難しく、同期の仲が良かったドラマーがそのせいで部活を辞めた(クビになった)。
後年、ノエルがHIGH FLYING BIRDSでフジロックでこの曲を演奏しいるのを聴いた時、特別な感動を覚える一方でと「よっちゃんを退部に追い込んだ曲だな」と複雑なエモに包まれた。収録曲「前前前世」についての投稿
時を超えた情熱と奇跡の楽曲
RADWIMPSの「前前前世」は、2016年に公開された新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』の主題歌として発表された。映画の爆発的なヒットとともにこの曲も大きな注目を浴び、国内外で広く知られる楽曲となった。映画のストーリーと深く結びついたこの楽曲は、作品の持つテーマや感情を見事に表現しており、聴く者の心を強く揺さぶる力を持っている。
楽曲の制作にあたって、RADWIMPSのボーカル兼ギタリストである野田洋次郎は新海誠監督と何度も対話を重ねた。新海監督は映画の音楽を「単なるBGMではなく、キャラクターの心情を代弁するような存在にしたい」と考えており、RADWIMPSに対してもその意図を共有したという。その結果、「前前前世」は映画の中心的なテーマである「時を超えた愛」と「運命のめぐり合わせ」を象徴する楽曲となった。
曲のタイトルである「前前前世」には、「遥か昔からあなたを探し続けていた」という意味が込められている。これは映画の中で描かれる、時間を超えた二人の出会いと深くリンクしており、リスナーに強い印象を与える。歌詞もまた、ダイナミックで情熱的な言葉が並び、聴く者の心に強いインパクトを残す。「やっと出会えた君は、僕のすべてだった」というようなフレーズは、運命的な愛を表現する上で非常に印象的であり、多くのファンの共感を呼んだ。
音楽的な側面から見ると、「前前前世」はアップテンポで勢いのあるロックサウンドが特徴的である。イントロのギターリフが一気に聴き手を引き込み、疾走感のあるリズムが楽曲全体を支えている。RADWIMPSはもともと繊細なメロディラインや独特の歌詞表現を得意とするバンドであるが、この楽曲ではエネルギッシュなバンドサウンドとキャッチーなメロディが融合し、より多くの人に受け入れられる要素を備えている。
「前前前世」は映画『君の名は。』の中で重要な場面に使用されており、特に主人公の瀧と三葉が時間を超えてお互いを探し求めるシーンでは、楽曲の持つ熱量がストーリーの感動をさらに増幅させる役割を果たしている。このように、映画の映像と音楽が見事に融合することで、単なる主題歌以上の存在感を放っている。
楽曲の人気は日本国内にとどまらず、海外でも広く受け入れられた。映画『君の名は。』が世界中で上映されるとともに、「前前前世」も多くの国で注目を浴び、YouTubeのMV再生回数は数億回を超えるなど、その影響力の大きさを証明している。また、RADWIMPSは海外公演でもこの曲を演奏し、世界中のファンと共に熱狂的なライブを作り上げてきた。
ライブでの「前前前世」は、観客との一体感を生み出すハイライトの一つである。特に野田洋次郎のパフォーマンスは圧倒的で、曲の勢いに合わせて観客も手を振ったり、歌詞を合唱したりする場面が多い。楽曲のエネルギーがそのままライブの熱狂につながっていることが感じられる。
また、RADWIMPSのキャリアにおいて「前前前世」は非常に大きな転機となった。それまでのRADWIMPSは、ファン層が比較的限られたバンドであったが、この楽曲をきっかけにより広い層にリーチすることに成功した。特に10代・20代を中心に、RADWIMPSの音楽に触れるきっかけとしてこの曲を挙げる人は多い。
映画のヒットによって、アニメファンの間でもRADWIMPSの名前は広がり、新たなファン層が増えた。これによって、バンドの表現の幅も広がり、以降の作品にも多くの影響を与えたと考えられる。新海誠監督の次作『天気の子』でもRADWIMPSが音楽を担当したことからも、彼らの音楽と新海作品の相性の良さが証明されている。
「前前前世」は、単なるヒットソングではなく、RADWIMPSの音楽キャリアにとって重要な楽曲であり、日本の音楽シーンにおいても大きな意味を持つ楽曲である。映画と音楽が融合することで、ここまでのインパクトを生み出せることを示した代表的な例であり、今後も多くの人に聴かれ続けることは間違いない。
この楽曲の持つ情熱的なエネルギー、映画と密接にリンクしたストーリー性、そしてRADWIMPSの音楽的な挑戦が詰まった一曲として、「前前前世」はこれからも多くのリスナーの心を捉え続けることだろう。収録曲「怪獣」についての投稿
混沌の中に宿る美しさ
アニメ「チ。」のオープニングで流れてきて衝撃。音の波にのまれる感覚がたまらない。イントロのシンセと低くうねるベースが、じわじわと緊張感を高めてくる。そこに山口一郎のクールなボーカルが乗って、気がつけば完全に引き込まれている。ダンスミュージックの高揚感と、ロックのエッジが絶妙に融合した一曲。
歌詞には、抑え込んでいた感情や衝動がじわじわ表に出てくるようなニュアンスがあって、ふとした瞬間に刺さる。特に、夜のドライブとか、一人で考え事をしたいときに聴くと、映像的な雰囲気に包まれる。都会のネオンを眺めながら流したら、映画のワンシーンみたいな気分になりそう。
サカナクションは、音だけで風景を描くのが本当に上手い。この曲も、ただ踊るためのものじゃなくて、心の奥に眠る何かを刺激してくる。一人でヘッドホンでじっくり聴きたいし、クラブの爆音で浴びたいとも思う。どんなシチュエーションで聴くかによって、まったく違う表情を見せる、そんな曲。
ちなみに、オリコンの週間デジタルシングルランキングで初登場1位を獲得したそうだが、これはサカナクション初の事らしい。意外。
#サカナクション #怪獣 #夜に聴きたい #チ。